2017年 02月 18日
春の渓流での釣りを思いながらタイイングをしてるオイラ・・・妄想族になってる!(^_^.) フライを始めて間もない頃、多くの先達に色々な事を教えて貰った 今、思えば まったくトンチンカンな事を言ってた先達、今になって理解出来た事を言ってた先達 小生意気な若造にキャスティングやタイイングを教えてくれた先達に感謝を!!m(__)m たいした内容では無いけどオイラが経験した釣りの話しを少し・・・・ ある年の5月末の渓流での事、1人のスペシャリスト M氏と釣りに行った! 水深1.5mから2m位の水深 ユックリ流れるプールの底に80cmオーバーのニジマスを筆頭に大型が5~6匹見える。 ドライフライに出るサカナじゃ無いなと思い M氏に「やってみてよ」 と譲ると M氏はシステムをルースニングに変えた フライは#16のタングステンビーズヘッドのピーコックニンフ、ティペットは5X、インジケーターとフライの間は 三ヒロ、ショットは無し! 2,3投目に群れの中の小さ目のヤツが喰い付いた!! インジケータとフライの距離、フライの重さ、ティペットの太さと長さが受ける水の抵抗 流速と水深、フライの落とす位置の全てを把握、コントロールしての1匹 ショットを使って沈めるのは簡単だけどユックリと流れる水底を自然に流すのが難しくなる。 この魚の胃の中をストマックポンプで調べてみたら・・・ ここで一つ、フライの結びを見て欲しい 小さいフライの動きを阻害しにくいようにフリーノットで結んでる M氏の芸の細かさシステムの細部まで気を使ってる 先達の話 : 「ドライフライは投げる距離、流す距離の2次元の釣り(思考) ニンフは投げる距離 流す距離と沈める深さの3次元の釣り(思考)ニンフの方が難しいよ!!」 この数日後、知り合いが同じ場所で80クラスを確認しニジマスの50オーバーを2本とイワナ(アメマス)の50オーバーを釣る そして翌年、同じプールでY君が60オーバーのイワナ(アメマス)を釣る! 口からドジョウのシッポが見えてる、このプールには産卵を控えたサカナが溜まる所らしい プールの直ぐ上流に支流が合流してる、イワナは卵喰いに寄って来てると思う 他の河川でも似たようなロケーションの所では 同じような事が起きる可能性が有るということ!! 6月1日 道南のヤマメ解禁 エゾハルゼミの大合唱を待ってから入渓する フライは#14のブラウンパラシュート ヤマメは次から次へと釣れてくる・・・・がっ何か変??? フライへの反応が地味、パシャッ!パシャッ!と派手に出ない 口先で摘まむようにフライを咥える 数匹釣ってからストマックポンプで調べてみると・・・ この年は5月末日まで すごく寒い5月だった!そして当日は一気に初夏の気温になった 前日までの 寒さにメイフライのハッチ(羽化)が遅れ 先にテレストリアルの活性が上がった 河畔林が多い川での事 試しに捕虫ネットで川虫のサンプリングをしてみると メイフライでもテレストリアルでも#14のパラシュートフライで釣れてるから気にする必要の無い事なんだけど・・・ 結果だけを求めるかプロセスを楽しむか フライフィッシング 逝かれた釣師の世界なので・・・(^_^.) 1週間後 同水系の別の支流へ この日もセミの声をBGMに渓を歩く!! ヤマメの反応はすこぶる良い!!27~28センチ クラスも混じり 釣友と二人 ご機嫌な釣を楽しむ 先週の状態からみてメイフライのアダルト(成虫)が主食だろうと確認の為、ストマックポンプで調べると 何で身を晒して毛鉤に出るんだろうね・・・分からん!! この川は大型のカワゲラ、ストーンフライが多く生息する ヤマメの胃から採取した事は無いな、日本産ジャイアントストーンフライ フライマンで水生昆虫の研究をしてる 人がモンカワゲラ科のなんとかと言ってたけど忘れた道内で初めて確認されたとか??釣には関係ない話 そして7月1日 日高地方のヤマメの解禁 個人的にヤマメ 数釣は道南が良いと思うしサイズは日高か十勝を流れる川の方が良いと思ってる 日高の川では一つのポイント プールの流れこみとケツで釣れたヤマメのストマックから 流れこみ そしてプールエンド これは極端な例だと思いますが数メートルの違いで捕食してる物が違う事がある・・・。 でっ!お前はどんなフライで釣ったんだ!と聞かれるとサンプリングした虫とは ぜんぜん違う パターンで釣ってる事が殆どです m(__)m マッチ・ザ・ハッチ、ステージ、ベイト ってなぁ~に?? メディアや雑誌が煽って余計な所まで掘り下げて能書小難しくしてしまった世界、フライフィッシング 本当はもっと単純な世界だと思ってる・・・だってエサ釣りじゃ水中に居ないブドウ虫やイタドリ虫で釣れるんだよ ドライフライやニンフは最もエサ釣りに近い釣りだと思ってる! その2 でマッチ・ザ・***のシビレタ時の話を少し・・・・・
by koiboku
| 2017-02-18 12:08
| 釣りの話
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Comments(4)
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endlesssummer-x at 2017-02-20 22:07
koibokuさん 毎度~ (^。^)y-.。o○
うわっ!!! すっ 凄いですっ!!!!! んん!? 何が!?? って・・・・・ ニンフ達の写真が キレイ過ぎる。(p_-)
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koiboku at 2017-02-21 08:32
> endlesssummer-xさん
(^^)毎度! 本当はもっと写真、有ったんだけどね ストックしてたハードディスクが壊れて 大半が消失してしまったんだよ、もっと面白い写真 有ったんだけど・・・・ 別のディスクに残ってたやつでUPしたんだよ。
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koiboku at 2017-02-21 21:03
> AIRさん
こんばんわ! そんな難しく考えないで下さい!!これを真剣にやってた頃の私は楽しかったけど・・・逝かれてましたね!! ニンフでオオマダラ、オオクママダラ、ミツトゲマダラを観察した時、これってチョット黒い チョット茶色い だけでフライはハーズイヤーで全部まかなえるんじゃなかと思ったですよ! フィッシングとして必要な知識と技術 細かく分類するのは研究者かT社のニンフタブくらいで・・・(^^) フライフィッシングの趣味 その中にタックルやマテリアルのコレクション、スポーツとしてのキャスティング アートしてのタイイング、魚や虫の研究 まだありそうだけど、そんな話の一つだと思って下さい!!m(__)m |
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